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「まつりロス埋まった」桐生タイムス誌 8月3日

昨日、8月3日の桐生タイムスに写真展の記事掲載いただきました。



桐生タイムスさま、いつも応援していただき、ありがとうございます!



※以下記事全文



「まつりロス埋まった」

武さんの写真展に感謝の声

スライド上映会に浴衣姿も



新型コロナウイルス渦で中止となった8月の「桐生八木節まつり」の熱気を少しでも味わってもらおうと、桐生出身の写真家、武耕平さん(52)=東京都=がインターネット上で開いている「ウェブ桐生まつり写真展」(〜9日)。140点におよぶその写真を野外でスライド上映するイベントが1日夜、同市本町六丁目の古民家カフェ・プラスアンカー駐車場で開かれ、浴衣姿の含め大勢の人がまつり気分を味わった。

英国誌「モノクル」など海外の雑誌や広告のグラビアで活躍している武さんが、同まつりの中止を悲しむ市民らに楽しんでもらおうと、来年の市制100周年に合わせて計画していた写真展向けの作品を公開しているウェブ展。

その実物の写真約30点を飾った展覧会が1日から、同市本町四丁目のギャラリー禅林(旧山梶商店)で開幕したのに合わせ、「3密」を避けながらすべての写真を見せる野外上映会を企画。同カフェがビールや焼き鳥、うどんなどを販売して夜祭りの雰囲気を演出しつつ、八木節と桐生祇園祭の音とともに、隣接ビルの壁面にプロジェクターで写真を投影した。

まつりがない夏を楽しむように、会場にはわざわざ浴衣姿や八木節踊りの衣装で訪れた男女も。「写真を眺めていたら涙が出そうになった」(53歳男性)「感動してうるした」(60代女性)という声や、「これで今年のまつりロスが埋まった」と武さんに感謝するカップルもいた。

ギャラリー禅林での写真展は7日まで。



その他、記者のコラム欄より



見ておかないと!



「コロナ渦が収束しても密を避けたりマスクをしたりする生活が定着したら、3日間で50万人が押し寄せる桐生八木節まつりのあの熱狂的な風景は、もう二度と撮れないかもしれないな…」▼新型コロナ渦で初の中止となった桐生八木節まつりの"穴"を少しでも埋めてもらえればと、桐生市出身の写真家・武耕平さんが身銭を切って開いている「ウェブ桐生まつり写真展」。オンラインで見られない人のためにと、その実物を展示した会場で、武さんはつぶやいた▼全国の数あるまつりの中でも屈指の密集状態となる本町五丁目交差点の八木節な輪も、漢(おとこ)たちの汗と力がほとばしる桐生祇園祭のみこし渡御も、マスクをしながらでは熱気も迫力も半減するだろう。そう考えると、武さんが昨年までの3年間に撮りためたまつり写真の数々が、なんだか歴史の記録のようで、いま見ておかなければならない貴重なものにさえ思えてくる▼「市制施行100周年の節目となる来年にまつりが再開されるように、その活性剤になれば」と願う武さんの写真展は、本町四丁目のギャラリー禅林(旧山梶商店)で7日まで。

桐生が最も煌く姿を、目に焼き付けておきたい。(成)





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